上海に住むアラフォー群像劇
「我的前半生」
上海に住むアラフォー男女の群像劇のお話です。一話45分の42話。
主人公は有名企業に勤める旦那を持ち、子供を育てる専業主婦罗子君。夫の社内不倫により、子供のために仕事を探し自立していく女性を描いています。ほとんど仕事をしたことがないわがままだった主人公が子供のために仕事を始めたり、裁判で戦たり、置かれた環境によって、強く成長していく様子が魅力的な作品です。
主人公の健気な姿に周りの人間も世話を焼いたり、惹かれたり。社会的に自立していくという点でも恋愛面でも面白い作品なのです。
主人公を支えるキャラクターも魅力的
主人公以外のキャラクターもまた魅力的で、親友である女友達はバリキャリ女子と言えると思います。サバサバした性格ながらも非常に面倒見がよく、自立しようともがく主人公を支え続けるかっこいい女性です。友達のために一緒に仕事を探し、慣れない環境にいるときは昼休みに会いに行き、仕事の靴が合わない時は自分の靴を交換してあげる。こんな友達いるのかという程支え続けます。
一言感想
現代の都会ならではの結婚・離婚・仕事の様々な葛藤をいろんな人の角度から描いており、社会の状態を表す意味でもよいドラマだと思っています。
また上海のトレードマークであるタワーを見ることができたり、一瞬上海語が出てくるのも面白い。時代劇よりは現代ドラマを見たいという方には非常におすすめのドラマです。
